長距離おさんぽ部

長い散歩が好きです

阿武隈川と空港までの道(宮城県亘理郡 逢隈駅〜仙台空港:20km MCT day5)

前回からまた少し秋が深まって11月の最初の週。

今回は逢隈駅から阿武隈川へ向かい川沿いから海へ、海沿いを歩いて仙台空港まで向かうコースです。暑すぎず寒すぎず歩きやすい季節になりました。

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田んぼは大半が稲刈りが済んでおり新米の季節です。最近のコンバインは稲が少々倒れたところで問題ないらしいですね。

秋晴れの中ずんずんと歩みを進めていきます。少し寝不足…。
f:id:ochinaihappa:20221205225105j:image安福河伯(あふくかはく)神社。樹木に囲まれ地面に生えた苔もいい感じです。

川の神様ということですが河童かな?

今回もまた楽しい散歩になりますように(あと膝が爆発しませんように)とお願いしました。
f:id:ochinaihappa:20221205225144j:image阿武隈川沿いにある田沢磨崖仏です。川を見守っているようです。

摩崖仏は自然の岸壁を削り出して仏像を彫ったものです。全国では大分県には複数の摩崖仏が見られ、私も見に行ったことがあります。
f:id:ochinaihappa:20221205225110j:image阿武隈川を下っていきます。河口付近なこともあって広い!生まれが長崎県なので、広い川をみるとびっくりします。川沿いの遊歩道も整備されていて良いお散歩コースです。

目線の先に見えるのはこれから渡る阿武隈橋。大きいのでずっと見えているのに意外に遠いです。
f:id:ochinaihappa:20221205225115j:image宮城の平野が続く海沿いにはこのように津波からの避難のための人工の丘がいくつかあります。

階段をのぼると今は穏やかな水平線を見渡すことができます。

このあたりはとにかく平野がずっと続いており、徒歩では標高の高いところに逃げるまでとても間に合いません。このような人工の高台や、立体駐車場のような避難施設が頼りになっています。

地震はいつ起こるかわかりません。観光に来る方や、同じように歩く方はくれぐれも自分の今いる位置ともしものときの行動を頭に入れておきましょう。

f:id:ochinaihappa:20221205225122j:image長谷釜神明神社の大銀杏です。葉の量の割には黄色くなっておらず、紅葉する前に葉が落ちてしまったのかな?

塩害等もありますからね。
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道すがら羊がいました。いわぬまひつじ村というところらしいです。

入り口と逆方向から入ってしまったので、有料と知らずに遊んでいました。出口でお金を払った…。
f:id:ochinaihappa:20221205225135j:imageほぼ平坦な道を歩いて飛び立つ飛行機をちょくちょく確認するようになったところで仙台空港に到着しました。周りに何もありませんが仙台空港は電車で来ることができます。

よく使いますが少し仙台市内から時間がかかります。福岡に住んでいたことがあるので市街地から空港までの距離は羽田ですら文句があります。
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仙台空港を少しぶらついてカフェでコーヒーを飲んで電車に乗って帰りました。これは私のお気に入りのむすび丸です。可愛いですね。

グッズは持っているのですがまだご本人に会ったことがありません。
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今回の距離は20kmでしたが思ったよりきつくはなかったです。

見晴らしのいい景色(海は見えない)をのびのびと歩くことができました。