長距離おさんぽ部

長い散歩が好きです

島巡り猫巡り(宮城県石巻市 鮎川港〜網地島・田代島〜石巻港:14km MCT day10)

すっかり春の良い天気に恵まれて今回は石巻市の離島、網地島と田代島を巡ります。網地島・田代島は牡鹿半島の西端から4kmほど離れた離島で、石巻港と鮎川港から船が出ています。

今回は一筆書きで行きたかったので石巻駅からミヤコーバスに乗り鮎川港まで移動してスタートします。

鮎川港からは金華山行きの船も出ています。

f:id:ochinaihappa:20230225214115j:image鮎川港にはホエールタウンおしかという観光施設があって、観光案内の他、海鮮料理も楽しめます。今回は早すぎて開いていませんでしたが…。

船に乗って15分もかからず網地島の長渡(ふたわたし)に到着です。

島内には2ヶ所港がありますので、網地島内を突っ切ることができます。
f:id:ochinaihappa:20230225214112j:image網地島は300人近くの住民が暮らしており、集落の中を歩いていきます。
f:id:ochinaihappa:20230225214118j:imageみちのく潮風トレイルのルートから外れてはいますが、島の最南端まで行くとドワメキ崎。赤と白の綺麗な灯台です。おしゃれすぎてなんだか別の国に来たような気もする。

漢字だとここの看板には「涛波岐埼」と書いてあるんですが、カタカナだったりまた別の漢字だったり…。波が打ち寄せる様を表した地名のようです。

f:id:ochinaihappa:20230225214124j:image小道に佇むキャット。
f:id:ochinaihappa:20230225214121j:imageそこからまっすぐ歩いていくと小学校を通り過ぎます。しかしここは小学校と見せかけてなんと病院。f:id:ochinaihappa:20230226022835j:image廃校を利用して、島の病院として活用しているようです。

二宮金次郎もびっくり!
f:id:ochinaihappa:20230225214127j:image網地島内は道路もしっかりしています。そのまま島内を突っ切って網地港まで。

港のところに海を見つめる像がありました。1739年にロシアのベーリング率いる調査隊との交流を記念して作られたもののようです。

右の椅子に恵比寿様が備えられているのがなんなのかわからず…。誰かが勝手に飾ったのかな?
f:id:ochinaihappa:20230225214129j:image網地港のすぐそばには白浜海水浴場が広がります。船まで少し時間があったのでぼーっと眺めていましたが、砂浜の色も海の色もとても綺麗です。

夏場は海水浴客で賑わうようです。
f:id:ochinaihappa:20230225214132j:image船に乗って次の島、田代島に。

さっきの網地島にも割と猫がうろちょろしていたのですが、こちらの田代島は猫を全面的に押し出しており、そこらじゅうに猫がいます。

漁の守り神として猫を祀った猫神社もあります。

猫と触れ合うために船に乗ってきている人も結構いるみたいです。

ていねいに猫の多いゾーンの看板が。
f:id:ochinaihappa:20230225214135j:imageこちらは多いルートです。道を塞がれてしまった。

f:id:ochinaihappa:20230225214138j:imageこの島では猫と共同で暮らすのは文化であり、長く続く歴史があり、島民にとっては大切な存在かと思います。

猫と住民の健康的な生活のために、観光で来た方の餌やりは禁止等ルールがありますのですしっかり守りましょう。

f:id:ochinaihappa:20230225214153j:image猫について考えていたら猫が全くいないゾーンに来ました。島内の遊歩道はふと顔を上げるとパッと海が広がって楽しいです。
f:id:ochinaihappa:20230225214144j:image遊歩道を抜けて大泊港まで。この大泊港が曲者で、干潮や強風で船が寄港しないことが多々あります。

情報確認しながら、いざという時は仁斗田港まで走る覚悟を決めていましたが、無事に船が来ました。
f:id:ochinaihappa:20230225214141j:image甲板に出ると海がキラキラして綺麗です。
f:id:ochinaihappa:20230225214147j:image無事石巻港に到着し、先日海鮮セットを食べた、いしのまき元気いちばで初回イマイチだった石巻焼きそばに再チャレンジしました。
f:id:ochinaihappa:20230225214150j:image普通に美味しかったです。これならまた食べたい。

f:id:ochinaihappa:20221228104421j:image今回歩いた距離は短かったですが船の時間もありタイムスケジュールをガチガチに固めていきました。

みちのく潮風トレイルの航路は残すところ金華山のみとなりますが、時間的なハードルが高くだいぶ後回しになりそうです。