長距離おさんぽ部

長い散歩が好きです

曇り空の綾里半島(岩手県陸前高田市 綾里半島:15km MCT day27)

2023年入って最初のみちのく潮風トレイルは2日かけて今まで飛ばしてきた半島のルートをつぶしていきました。さすがに自宅のある仙台から当日に移動してくるのは時間がかかりすぎるので、気仙沼に仕事終わりに前入り、荷物デポして歩くという方法をとりました。荷物は軽ければ軽いほどよいです。

残念ながら少し雨模様ですが歩けないほどではないみたい。初日は綾里半島を歩きます。

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スタートの盛駅。こちらは三陸鉄道の方の駅舎です。オレンジ色がピカピカ。
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三陸鉄道の各駅にはこの木彫りのねこちゃんたちのモニュメントが飾ってあります。盛駅はサンマ。
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かいけつゾロリ号!小学生の時よく読んでいました。まだ人気あるのかな。三陸鉄道は各車両のラッピングが楽しくて、長崎の頃の路面電車を思い出します。

電車に綾里駅へ向かい、立石山に向かって歩き始めます。
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空は曇り空ですが不思議な雰囲気。この一帯は木に縦横無尽に紐が張り巡らされていたのですがなんのためだったんでしょう。
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遠くに見える青空と入江。海は穏やかです。
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大きな転石で曲がってしまった標識。結構大きくてなかなか怖い。

標識を一生懸命撮っていたらトレランのグループの方とすれ違いました。トレラン結構流行っていて、トレイルと調べるとトレイルランばかり出てきます。私はゆっくり歩くのが好きなので多分挑戦もしないですが、山道をひょいひょいと走っている人を見ると尊敬します。装備はかなり参考になります。トレランシューズは走らなくても便利です。
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木々の間から見える海と空の間がオレンジの帯状に光っています。
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曲がりくねった倒木。曇り空も相まってなんだか怪しい雰囲気です。すこしざわざわします。

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トレランの方々は遠くに見える灯台に走っていったようです。この後もう一度抜かれました。速い。
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どんな山の奥にも電気は通っています。牛はいないけど牧場柵を越えてまた下の方に下っていきます。山道はどこでも歩けて枯れ葉でふかふかなので少し歩きづらい感じ。
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立派な鳥居。藤二大明神。大漁祈願をする神社のようです。
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味噌玉石。味噌玉に似ているらしいのですが、味噌玉をみたことがなく…。火山弾だとパン皮状だとか呼んでいたのですが、花崗岩なので風化の過程でこのような面白いヒビが入っていったようです。大きいです。
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立石山から下りてきて海が近いです。あんまり歩いていないですがこの先の本殿に行く元気がなかった綾里漁港そばの天照御祖神社。
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時間は十分にあったけどこの階段がね...。
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高波や津波の差異は閉まります。いつでも何があってもパニックにならないよう色々想定しながら歩かなければいけません。
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川のカモ。色々我慢できなくなってスマホをiPhone 13から14 proにしたのですがズームの倍率が上がったのとLiDARがついているのとで大満足です。今までは鳥を見かけても小さくしか撮れなかったので。

車でまわるような旅行ならカメラも持ち歩くのですが、長い距離歩いているとスマホで写真を撮るのが一番楽です。充電管理だけ十分に気を付けています。

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今回は気仙沼から移動してきて15km。そんなに距離がなかったので綾里灯台の方に行ってもよかったかもしれません。ここまで北上してきて思うのは、また今度行こう、というのはほぼその機会がないということです。

生きている限りいつでも行こうと思えば行けるけれど後戻りするのは難しい。今しかないと思ってこれから歩いていきたいです。

最近なかなかブログの頻度下がっていますが、毎週2個ずつ程度書ければいいなと思います。