宿でゆっくり休んで朝の移動もなく元気に牡鹿半島後半戦のスタートです。
本来決められたコース的には福貴浦港から2kmほど同じ道を戻って金華山道を行くところなんですが、同じ道を戻る根性がありませんでしたので舗装路から迂回して牧浜の方から入っています。
本人の気分と体力と根性でふらっと道外しをしているので、みちのく潮風トレイルを歩いている方の参考にならないことが多々あるかもしれません。
多分金華山道の方がトレイルっぽいです。
朝の海は心が洗われます。
この日は海が透き通って見えて本当に綺麗でした。
荻浜にはる牡蠣の顕彰碑。「世界のカキ王」と呼ばれた宮城新昌氏をたたえるもののようです。立派な牡蠣。
侍浜か大越峠を越える道に入っていきます。足元がふかふかしています。
たまにトレイルテープを見失うので慎重に歩きます。疲れてくると下ばかり見てしまうので道外しには要注意です。
丸太でできた橋を越えてまた舗装路へ戻ります。
おそらく何かのアートなんですが、近づいて確かめなかったので何かわかりません。
バスで鮎川港に向かうときもちらちら見えていたので気になってはいたのですが、なんなんでしょう。ブルーベリーの妖怪と勝手に名付けていました。
きちんと調べてみたところ、Reborn-Art Festivalの作品のようです。桃ノ浦でかなり目を引いています。セメントと土でできているそうなんですが、まさに「あわ」で風が吹けば飛んで行ってしまいそうな質感です。
再び未舗装路に入っていきます。途中小学校跡地がありました。こんなところに小学校が...と驚きました。
海を見ているとなんだかもう帰りつくの面倒になってしまったなぁ...。
途中なんだか疲れ果ててしまって岩に腰かけてぼーっとしたりしていましたが何とか現実に戻ってきました。
蛤浜のバス停そばにはツリーハウスがあります。ちゃんと階段上がって中に入れます。中の様子は行った方のお楽しみ。
ここから長め風越トンネルの中を抜けていきます。歩道は十分な広さがあるので安心です。新しめのトンネルなので中もそこまで暗くはありません。
トンネルを越えてしばらく歩くと万石浦。本来のコースは浦宿方面に向かうのですが、ずっと工事中で迂回路もないため、反対側の渡波駅方面に抜けていきます。
トレイルマップには2022年3月まで工事と書いていましたが、4月地点で全く終わっている気配がなかったので、現在はどうなっているのかわかりません。さすがに1年もすれば終わっているかな??
かなり新しい道路なので古い地図を見て歩いていると少しびっくりするかもしれません。遠くに見える万石橋を渡れば駅はすぐそばです。
途中で焼き芋を買ったらより大荷物になりました。渡波駅に到着です。
2日連続で20km近く歩きました。宿泊で歩くと夜ゆっくり眠れるので体力的にかなり楽になります。ただ、集中力が持たなくなってきてしまって後半いい感じの空気も相まってかなりぼーっとしていました。
宿泊なら片方15kmくらいで収めたほうが楽しさ的にはいいかなぁと感じました。
何はともあれ難所と思っていた牡鹿半島を1回で歩けて良かったです。これからも交通の便が悪いところは宿泊利用しながらのんびり歩いていきます。