衆議院選挙の真っ只中、前日に日本を揺るがす大事件が起き、なんだか町の空気もざわざわした感じです。私は期日前投票派なのでとっくの昔に投票を済ませ少し蚊帳の外。
一度は梅雨明け宣言が出されたはずなのに天気はどんより。梅雨が戻ってきてしまいました。今回は大谷海岸から気仙沼市街地を目指します。
前回青く澄み渡っていた大谷海岸はどんより。海は毎回表情を変えるので何度同じところへきても飽きることがありません。今日は舗装路しか歩かないので傘を持って歩きます。
手ぶらで歩けるレインウェアは色々ありますが、結局傘が一番手軽で便利。
それと熱中症への自分への注意喚起のために、TANITAの熱中症計を持ち歩くようになりました。
湿度と気温気温からWBGT値を出して熱中症の危険があるときはアラームを出してくれます。まあアラームが鳴ったところで歩く気満々ではありますが、危険そうならこまめに日陰や室内で休憩を取ろうと思います。
琴平神社。参拝者に安部昭恵さんが…。お悔み申し上げます。
舗装路歩きになると少し飽きやすい。座って階段から海を眺めます。
なんだか素敵な感じに草に覆われたトンネル。雨も降っていたため思ったより速いペースでどんどん歩いてしまい、あまり写真がありません。
気仙沼市中心部に入る手前は新しい道路工事で歩けないところが多いです。通行止めの看板を見ても車だけなのか人間だけなのかわからず、行けるだろと思って引き返すことも多々あり、あまり楽しくありません。少しテンションが下がってきています。
どんなコースでも黙々と歩いていますが、やはりテンションの上がり下がりはあり...。
途中シャークミュージアムという日本で唯一のサメの博物館が非常に惹かれましたが、歩きを優先しました。施設に寄ると時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。でも寄ったほうが良かったと結構後悔しています。
武山米店。昭和初期に建築された商家で国の登録有形文化財です。東日本大震災で被災しましたが、再建されたそうです。前を歩いている時、なぜか全く気付かなかったのですが、隣に炊飯博物館があるそうです。おこわやお米も売っています。
気仙沼はNHKの連続テレビ小説の「おかえりモネ」の舞台にもなっていて、町中にはポスターが貼ってありました。私が歩いていた時にやっていた朝ドラは「ちむどんどん」である意味伝説を生んでいました。
気仙沼駅に到着です。やはり昨日のニュースもあり、この先どうなるんだろうとスマホのニュースを見たり、別のことを考えたりしていたので、少ししっくりこない散歩になりました。今となってはそんなこともなぁっていう感じですけれど。
工事中の道を行ったり戻ったりしていたので本日は少し多めに21km。どうやって帰ったか忘れたのですが、気仙沼まで来たので帰りは大船渡線で一ノ関までいって新幹線で帰ったような気がします。
とうとう新幹線を使う距離まで来たのだなぁ…と感慨深いです。この気仙沼駅もこの後何度もお世話になります。
