雄勝半島付近の公共交通機関が…と悩んでいたのですがタクシーを使うことをふと思いついて、女川駅から思い切って道の駅おがつまで移動し、また女川駅まで戻ってくるというルートを取りました。
バスも平日ならあるんですけどね。休日も自家用車等で工夫すれば何とかなるかもしれませんが、マイカーがないので思い切りました。
確か6000円くらいかかったはず?運転手さんから帰りはいいの?と心配されました。
道の駅硯上の里おがつを出て石投山から女川駅に戻るコースです。
タクシーで来た道を歩くことになるので道の駅まではほぼ寝ていました。スタート地点の漁港の景色は今日も晴れ渡っています。
この辺りまで道路をずっと歩いて山の中に入っていきます。確かこの写真は何かふわふわしたものが舞っていたので写真を撮ったのですが何も写っていませんでした。セイタカアワダチソウかな?
山の中は鹿ネットだらけです。途中ずっと私に気づかず日向ぼっこするキツネを眺めます。
熊鈴を鳴らしていたのにそんなに無防備で大丈夫だろうか。
延びる鹿ネット。鹿ネットどっちがどっちなのかよくわかりません。あっち側にもこっち側にも鹿の糞が落ちている。やはり前歩いた入谷の田束山と比べると秋に差し掛かっているとはいえ道はガサガサです。
頂上の三角点。厳重な守り。
全然高くはないのですが雲が近く見えます。まだまだ夏の雲。遠くには青い海です。
あまり山登り中の写真がないのは思った以上に斜度がきつく、スマホすら構えている余裕がなかったからです。
ついでに尾根が大変広くもう道が何だかわからない、90度回転したら自分が一体どっちから来たのかすら忘れてしまって、予想の道はすごい斜面を駆け降りるしかない。絶対おかしいけど登ってくる時もかなりの直登だったので自信がない。完全道迷い。
しまいにはGPSも信じられなくなって一度落ち着いて座ってから、コンパスを取り出して道を確認すると、自分がこっちから来たと思い込んでいた道の方に行かなければいけなかったというオチでした。
途方に暮れかけた時に撮ったクワガタムシ。もう死にそうで心細い。低山は本当にどこでも歩けてしまうので怖いです。
ちなみにコンパスも仕事柄よく使うのですが、結構狂うので使う予定がある時は家でしっかりと狂ってないから確認してください。
ふと気づくと南北真逆になっていて取り返しがつかないことがあります。100均でも何でもよいので強い磁石で撫でるとすぐ治ります。
すごく大きい罠。バナナ?みたいなのが仕掛けてあったけど何を捕まえるんでしょう。ゴリラかな?
去年の9月の初めだったんですが、なんと女川駅の湯ぽっぽが8月末から再開していました!
ウキウキでお風呂を楽しみます。温泉内は光を取り込んで明るく、こじんまりはしていますが開放感がありました。
上がってすぐ電車に乗れるのも良いです。
ゴリラ!?
前の記事で少しだけ言及していたリボーンアートフェスティバルが開催中でした。
石巻駅前でゴリラがストリップをしていました。センシティブだ…。
今回は思ったより厳しかった石投山にほぼ負けましたが、温泉に入れたのでよしとします。
道に迷ったらまず動かず落ち着くことが鉄則ですね。あとスマホもうっかり電池が切れたり落としたりするかもしれませんし、いざという時のモバイルバッテリー、そして紙の地図とコンパスもしっかり持っておきましょう。